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請求金額1千万円 被告は姉 体験民事裁判


by リーガルシニア
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先週末、訴訟代理人弁護士と打ち合わせした。
被告から和解案の提示がない限り、次回期日で
前回の被告準備書面に反論する必要がある。
被告側は、10数年前の真偽不明の話「預金はあげると言った」一点張り。
あほらしくて反論する気も失せるがそれより
和解するのか、しないのかハッキリしてくれと言いたい。
一応出来るだけ具体的に亡母の生活実態から贈与はあり得ないと主張した。
あとは弁護士が取捨選択して準備書面として作成してくれる。

総括の今回テーマは、
使途不明金の請求原因として考えられる法律構成のうち
不法行為について
不法行為に基づく損害賠償権の要件事実は、
①原告の権利または法律上保護される利益の侵害
②被告の加害行為及びこれについての故意又は過失
③損害の発生及びその金額
④②と③との相当因果関係の存在
これについて原告側の主張立証すべきことは、
Ⅰ、預貯金債権が存在したこと及び引出されたこと
Ⅱ、引出したのが被告であること及び預貯金の侵害について被告に故意又は過失があること
実際の裁判においては、引出し権限の存否が真偽不明になる事態は多くない。
我が被告は、経費以外は貰ったと主張している。
その主張と引出し権限の存否がどんな関係になるのか、法律の素人の私には判らない。
結局裁判でお互い主張しているのは「、贈与があった。贈与などあり得ない。」だけである。
原告として不法行為で訴えながら、その要件事実が良く理解出来ていないのである。
代理人弁護士をつけず、本人訴訟であったらどうしようか悩んだだろう。



 

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# by legalsr | 2020-04-06 15:01 | 不法行為 | Trackback | Comments(0)
被告側からは裁判所指示「3月末までに和解案を原告に出すこと」
に対し現時点で何も答えが届かない。
このような事件で被告が貰ったものと主張する場合、
被告の態度がかたくなで、和解になりにくいらしい。
いよいよ次のステップへの対策を立てないといけない。
総括で整理される裁判の経過は、本人尋問などで役立つかも・・・

(2)使途不明金が特別利益となる場合
使途不明金について、遺産分割手続きの中で、
被相続人から相続人の一人に対して生計の資本の贈与があったとして、
特別受益に該当するとの主張がなされることがある。
被相続人の生前に払い戻された預貯金が相続人に贈与されたことについて
当該相続人が争わなければ、贈与された財産をみなし遺産に含めて
遺産分割調停において解決を図ることは可能である。
損害賠償事案において被告から
贈与であったとの主張が多くないのは、まさに遺産分割調停において
特別利益として考慮せざるを得ないし、
場合によっては遺留分減殺の対象となるこもあるからである。
本訴訟は遺産分割調停に入ることが出来ず、
民事訴訟になったので、被告が贈与の主張しているのである。
その場合、被告において贈与がされたと認めるに足る具体的な
間接事実を主張立証すべきことは当然である。




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# by legalsr | 2020-04-01 14:37 | 遺産分割事件 | Trackback | Comments(0)
被告から未だ和解案が届かない。
期限は今日なのに・・・
ということで総括6と同様に理論と実際について総括を続けます。

(1)相続人全員の同意がなければ遺産分割の対象とならない。
使途不明金について、遺産分割の対象とすることに同意すれば、
遺産分割で解決を図ることは可能であり、
家裁実務においてもそのような取り扱いは定着している。
本訴訟の前に原告から姉に対して通帳等の開示を
弁護士を通じて要求したが、完全に無視され
家裁案件として処理することが出来なかった。
無断払戻を認めて争わない場合や金額が少ない場合には合意することもある。
対立が激しい場合は、遺産分割調停で解決できず、
別途訴訟で解決を求めざるを得ない。
そのとおりの展開になった。
又、今般の相続法改正の審議において、
預貯金債権のみならず不法行為に基づく損害賠償請求権や不当利得返還請求債権
などを含めた可分債権全般を遺産分割の対象に含めるべきか否かが検討されたが、
その存否及び金額が争われることが類型的に多いと考えられるものまで
遺産分割の対象に含めると遺産分割事件の処理が複雑になり、
長期化を招く恐れが多いとして、見送られた。
今回訴訟を和解や判決で解決した場合、
あと一人私の弟が相続人として遺産分割事件として処理できないか否か
私には判りません。まずは自分の訴訟を終わらせましょう。





# by legalsr | 2020-03-31 10:33 | 不当利得返還請求 | Trackback | Comments(0)

総括6「問題の所在」

本橋総合法律事務所編集の実務書をベースに、本訴訟のケースをで対比してみた。

相続開始前の被相続人の預貯金の無断払戻

1、問題の所在

被相続人の明示の承諾の下口頭で、相続人の一人が、
被相続人名義の口座6口座を管理し、
必要に応じて必要なくても必要不必要な金額の預貯金を払い戻し、
被相続人のための諸々の支払うことについては、何ら問題にならない。なる。
問題となるのは、相続人の一人が、被相続人の承諾もなく口座を管理し、通帳を預かり
権限がないにもかかわらず無断で日常生活に必要な金以外の預貯金を払い戻し、
自己や第三者姉の子や孫のために流用するなど、
被相続人の意思に認知症で意思決定能力なし反して被相続人名義の預貯金を払い戻して
使ってしまうことにある。

こうした無断払戻や不正使用は、被相続人が死亡した後に露見し、
遺産相続とは別に紛争が生じることが多い。
なかでも、相続人が被相続人と同居施設入所して扶養ししていない介護していた施設で全介護
というケースでは、他の相続人は被相続人と疎遠になっていて疎遠ではない
被相続人の扶養年金で十分や介護を全く担っていないことがあり、
相続人間での確執や感情的な対立も背景に、紛争が激化する。

管理していた相続人が、預貯金」の払戻権限や使途明細等について
きちんと整理していれば、全くせいりしていない
感情的な対立はともかく、争いは解決することもある。
もっとも払戻を行う相続人は被相続人と近しい関係にあるため、
客観的な記録を残していないことが多く、
また、被相続人の家計ほとんど銀行引落と自己の家計とを明確に区別せず混在させていることも
しばしばあって、使用明細等についてきちんと説明することができずに、
いわゆる使途不明金問題が法的手続きに持ち込まれる。

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# by legalsr | 2020-03-29 10:12 | 不当利得返還請求 | Trackback | Comments(0)

総括5「代理人弁護士」

特に関西人に人気の橋下弁護士は、
口だけと違ってて知事市長の実績をみんな見ているから説得力がある。
テレビに出ているほかの弁護士との違いは、
話題について法的な解釈だけでなく、解決への道筋を示してくれるところにある。
それに何といっても話が明快ではやい。

私が依頼し解任した最初の弁護士と違って、
現在の代理人弁護士も、話が早かった。
初めての打ち合わせで30分ほど説明し、
訴状と証拠をざっとみてすぐ「不当利得返還請求」の検討を約束してくれた。
翌日の朝、電話があり「お姉さんはお金既に使ってはるやろね」
対して「いや 億単位のお金を持っている話もしてたし、自宅もある」
「判りました。いざとなったらそれ売ったらええね。不当利得で弁護引き受けます」
何の虚飾のないそんなビジネスライクなスタイルは好きやし、
私のいう「書証以外の事実」についてもコミュニケーションができると思った。

実際、被告の反論に対しても、
「お姉さん、かなりうそついてますね。
訴訟物を不当利得から不法行為に変更し期間も2年間追加しましょう」
銀行取引履歴は10年間分入手していたが、
当初本人訴訟では施設入所後の8年間を対象としていた。
その前の居宅介護時代2年間を追加し
弁護士費用ものせて不法行為に変更しようという提案は
よく言ってくれたと思う。
その後数回の反論や準備書面の中でも、
原告のストーリーを確実に、時として補足して
法的に主張してくれています。
つくずく医者と患者の関係に似ているなと思います。





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# by legalsr | 2020-03-28 10:24 | 不当利得返還請求 | Trackback | Comments(0)

総括4「本人訴訟」

月末期限の被告和解案は未だ提示されない。
本訴訟のように主張整理および書証の提出がおおむね終わった段階での和解が
成立する事件は多いらしい。
今後どう展開していくか判らないが、次の段階へ行く前に
今までの総括をしている。

本人訴訟を決意して、地裁に訴状提出するまで約1ヶ月かかった。
訴状の書き方を本や地裁HPから学び、
出来るだけ感情抜きで事実のみ証拠に基づいて文章とした。
特に気を付けたのは、数字の正確さを保つことで、
銀行取引明細はじめ全てのデータをエクセルデータベース化した。
ピボットテーブルによるクロス集計は大変な戦力になった。

生まれて初めて裁判所を訪れ、訴状に受付印をもらったときはほっとした。
ところが数日して書記官から連絡があった。
訴状に数か所ミスがあることの指摘と
いくら読んでも理解できない指摘があり、訴状の修正提出期限が示されていた。
質問の意味不明のまま適当に修正して出してもヤマカンの答案みたいやし、
困っていたときたまたま現代理人弁護士を紹介してもらった。

結局本人訴訟はあっさり諦めた。
弁護士曰く「この質問を理解できたら弁護士要りません」ということだった。
考えたらそれなりのお金を払い訴訟する人とそうでない本人訴訟とでは、
やっぱり差があるのかなと思っている。
市民の法的権利を護るため、いい弁護士をもっと利用しよう。
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# by legalsr | 2020-03-27 06:27 | 不当利得返還請求 | Trackback | Comments(0)

総括3「最初の弁護士」

最初の弁護士は全く役に立たなかった。
姉の変にプライドが高いところや、
人を意味もなく見下す性格の悪さ、
バレバレの嘘を平気でつくところなど小さいころから
見てきた私が事件の経過説明でそうした人となりを
事実として述べたことを頭から除外して進めようとして失敗したと思う。

現在日本では弁護士数が増加し
逆に民事訴訟は減る傾向にあるらしい。
ただ依頼する側として選別など出来ないのが事実で
仕事を通じて判断するしかない。
最初の面談で、難関の司法試験を通ってきたと思えないほど
ぼーっとした印象で、結局書証以外の事実を見ていなかった。
依頼人の話をどこまで信じるかで決まる。
証拠だけでの判断は誰にでも出来て結論に大差ない。
あとは書証以外にどれだけ事実をみるかである。

家事調停事件にはなりえないと最初から言ってるのに
それに拘り被告に無視されて
あえなく引き下がった。
訴訟となると立証責任をクリヤーするのが困難なので
家裁案件で進めたいというのが凡その意見であったが
困難にチャレンジしてくれてこそプロである。

結局1か月あまりの時間と着手金20万の無駄で解任することになった。
最後に本人訴訟を考えているが裁判所はどこになるかと確認したところ
間違った答えが返ってきた。
そんな弁護士もいることに今でも信じられない。

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# by legalsr | 2020-03-26 14:37 | 遺産分割事件 | Trackback | Comments(0)

総括2「情報収集」

最初、一つの口座番号から情報収集を始めた。
約2ヶ月で3銀行6口座、2信託銀行、1証券会社、1保険会社
及び市役所、老人ホーム、国税局に対して調査することが出来た。
ほとんど調査先はメールで予め問い合わせしたうえで、
紹介された担当セクションに必要書類を持参し相談する方法で行った。

とっつきにくい相手に対し、弁護士経由でしてくれたらという思いもあったが、
適切なアドバイスもなく何もしてくれなかった。
却ってそれが良かったかも知れない。
当事者として必死に事情説明して依頼することで、適切な協力を得られたと思う。
相続人の一人という法的立場は、結構通用すると妙に感心したものである。

残された資料も少ないなかで完全に調査出来たと言えるのか
今でも疑心暗鬼である。
もしかしたら調査モレの口座があるのでないか、などきりがない。
充分資産を持っている姉が、10年以上も不法行為を行い
それを隠してきた事実を前にして、
ビックリしてバタバタ資料集めに奔走したわけで完璧ではないだろう。
平気でウソをつく姉だから、当然10年以上前から不法行為をしていたが、
いまのところ資料を収集できていない。
訴訟初体験の素人として一応の調査はできたが、
不十分不満足なところも残っている。

読者諸兄にアドバイス
*性善説はとってはならない
*弁護士調査はあてにしない
*事実説明は率直に
# by legalsr | 2020-03-25 20:59 | 民事裁判 | Trackback | Comments(0)
被告側から何らかの和解案が出される期限が迫ってきた。
時間的余裕は充分あるのに未だ出てこない訳は、
多分被告の姉と弁護士の調整がつかないからではと思う。
今更、こんな証拠が出てきたので経費や贈与の主張額を変えたいと
ならないだろう。

結局、本事件は訴状提出から8か月経過し
5回の期日で凡そ争点が出そろい和解段階になった。
一旦訴訟となると通常の経過であるらしい。
裁判など経験したことのない一般の市民にとって、
トラブルの法的解決にかかる時間は覚悟しないといけない。

そもそもなんでこんな訴訟になったのか?
総括の第一テーマである。
答えは一つ、リーガルマインドの不足欠如。
それは原告被告の双方にあり、
どちらかが自覚し行動しておれば防げたことで情けない。
法に従って考え生活し行動する習慣が我々世代の日本人は、
苦手としてきたと、繰り言がつい出る。
私の場合でも、亡母の自筆遺言書を公正証書にすることさえ
面倒でもしておけば少なくとも民事訴訟にはならず、
家事調停レベルで終わっていた。

# by legalsr | 2020-03-24 14:56 | 民事裁判 | Trackback | Comments(0)

争点整理一覧表まとめ

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争点整理一覧表のまとめとしてグラフを作成しました。
出金額累計と着服金累計(原告主張)または贈与累計(被告主張)の差は
それぞれ容認経費または主張経費となります。

和解又は判決はこの3本の線の枠内に収まることになるでしょう。


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# by legalsr | 2020-03-21 10:01 | 不法行為 | Trackback | Comments(0)